第4回なが模試の結果
第4回なが模試の結果が返ってきました。
今回は保護者面談を実施中でしたので、保護者の皆様に成績表の見方とともに今後の見通し、勉強の方法などを説明しながらお返ししました。
※個人成績表(オモテ)の見本です。
【個人成績表おもて】
模試の結果で一喜一憂しないこと。
あくまでも模試を受けた時点での評価
志望校判定は今現在の学力を評価し志望校への距離を測るものです。入試まで4か月ほどあります。勉強をおろそかにすれば評価は下がっていきますし、正しく勉強すれば評価は上がっていく可能性はあるはずです。今後の取り組み方次第で結果が大きく変わるということを覚えておいてください。
1回の受験だけで判断しないこと
たった1回の模試だけで志望校判定をするのは危険なことです。今回たまたまいい評価になったのかもしれません。これでは入試ではどうなのかは判断できません。次の模試でも同じような判定、その次も・・・・・。何回も模試を受験し、毎回同じような判定が出るのかどうかを確認することも必要だと思います。
なが模試だけで判断しないこと
模試だけで志望校判定するのも危険な行為です。やはり学校のテストでもそれ相応の点数が取れていることも重要です。しっかりと学習を積み重ねてきているのか。余力があるのか。中学校のテストのレベルはどうか。難易度の高いテストにも対応できる力があるのか。そういったことも含めて志望校判定をしなければなりません。なが模試以外の校外模試、特に信学会さんの学力テストを受験し(特に12/6の第6回を推奨します)、参考にするのもよいと思います。
※個人成績表(ウラ)の見本です。
【個人成績表うら】
各設問の全受験生の正答率、自分の正誤が記載されています。
正答率が90%というのは、10人いたら9人が正解できる問題、また正答率が10%というのは、10人いたら1人しか正解できない問題ということです。当然正答率が高いほど易しい問題=点数を取りやすい問題ということです。
正答率をうまく活用
解き直し、やり直しは全てやる必要はありません。まずは自分が誤った問題の中で、×→◎、×→★を含め正答率が高い問題を5~6問程度を集中して行うこと。ただし1度で終わりにせず、何日か続けて繰り返してください。理科や社会などは、学校の問題集などで関連する内容も一緒に復習するとよいでしょう。
正解だった問題も
学習の盲点となるのは正解だったけれど何となく合ってしまった問題。今回はたまたま正解だったけど、次回以降正解になる保証はありません。これらの問題の中からも正答率の高い方から2問程度を不正解だった問題同様に解き直し、やり直しを行い、あやふやだった知識を確実な知識に変えていきましょう。
無理な学習は避ける
点数や偏差値は一足飛びに高くなることはほぼあり得ません。まずは自分の今の成績と同じか少し上の問題を確実にできるようにしていくことです。本当に重要なことに時間を集中させてください。
参考資料 あくまでも今回の模試(第3回なが模試)での結果です。
正答率70%以上の問題を全問正解で、約130点、偏差値33くらいです。
以下、60%以上 → 約210点、偏差値43くらい。
※これ以降は説明で配布した資料を見てください。
模試の結果は変えることはできませんが、次の模試の結果は変えることはできます。しっかりと結果を活用しましょう。